パチンコ機を開発・製造する平和は18日、アコーディア・ゴルフの親会社であるPJC Investmentsの全株式を取得すると発表した。取得額は約5100億円。

全額を三井住友銀行とみずほ銀行から借り入れ、希薄化を伴うエクイティ・ファイナンスは実施しない見込み。株式譲渡は2025年1月31日を予定している。

平和は取得の目的について、アコーディア・ゴルフをグループに迎え、遊技機事業とゴルフ場運営事業を両輪とした総合レジャー企業への成長を推進していくと説明している。

平和の資料によると、アコーディア・ゴルフは173のゴルフ場を運営している。傘下にあるPGMの132、グランドPGMの16を併せて321となり保有ゴルフ場の数では世界一になる見込み。

業績への影響については、アコーディア・ゴルフを傘下に収めることで、2024年3月期ベースで売上高で約1.9倍、営業利益で約2.1倍になるとしている。今後の成長性についても、女性や若年層に対して魅力を訴求することで、ゴルフ参加人口の拡大を見込むとしている。

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