柴犬たちの“即時退去”を命じられた
実は、借りていた場所はそもそも立山町が管理する施設だったのです。近隣住民から「グラウンドで犬を散歩させている人がいるけど把握しているのか」と町に“苦情電話”があったといいます。そして、町からは「施設の使用上の制限に違反している」との連絡があり、“即時退去”を命じられたのです。また柴犬たち23匹の行き場所がなくなってしまいました。

NPO法人「しっぽのこころ」宇多利美代表:「いま私たちが1番問題に思っているのは新しい移動先ですね、預かりさんにしても誰彼構わず出したいわけではないので、やっぱりこの子たちの幸せを願って、幸せにこの子たちが過ごせる場所を提供してくださる“預かりさん”と“シェルター”ですね。一時的なシェルターを本当に望んでいます」


ボランティアの手によってつながれている命。
優しい里親を探していますが、まだ1匹も預ける先は決まっていません。柴犬たちはどうなってしまうのでしょうか?

「しっぽのこころ」では、預かってくれるボランティアや一時的に保護するためのシェルターを貸してくれる人を探しています。