14日夜、滋賀県甲賀市の新名神高速道路の下りでバイクが転倒し、倒れていた運転手が後続の少なくとも10台の車などにはねられる事故がありました。運転手はその場で死亡が確認されました。

 14日午後8時10分ごろ、甲賀市にある新名神高速道路下り「土山サービスエリア」付近で、「バイクが転倒した」と警察に通報がありました。

 警察によりますと、走行していたバイクが転倒し、乗っていた運転手が路上に倒れていたところ、後続の複数の車が運転手をはねたということです。はねた車は少なくとも当初5台に上るということでしたが、その後の捜査で少なくとも10台の車やトラックにはねられていたということです。

 運転手はその場で死亡が確認されました。運転手の年齢や性別はわかっていません。

 この事故で、新名神高速下り「亀山西JCT~甲賀土山IC」までの間を午後8時38分ごろから通行止めにしていましたが、15日午前3時ごろに解除されました。

 警察は司法解剖を行って運転手の身元の特定や死因を調べるとともに、事故の詳しい原因を調べています。