コンセプトは「This is my school」

子どもたちを支えるのは、市内の小中学校で経験を重ねてきた計19人の教職員です。

初めての職員会議。その前には、アイスブレイクで互いに自己紹介。

場が温まったところで、只石展英校長が学園のコンセプトを説明します。

古志はるかぜ学園 只石展英校長
「学校のコンセプトは、『This is my school』です。学びたい気持ちがありながらも、様々な要因でこれまでは学校に通うことが難しく、自分らしさを発揮できなかった、または自分らしく学ぶ機会を持てなかった児童・生徒が『ここが自分の学校なんだ』と希望をもって安心して通える学校を目指したい」

全国で35万人を超える小中学生の不登校。

富山市教育委員会によりますと、市内の不登校児童と生徒数は2024年度で小学生が470人、中学生が614人と合計で1000人を超えました。

いずれも前年度より減少していますが、高止まりの状況です。

これを受けて市教委は校内にサポートルームを設置するなど、不登校の児童・生徒の支援に力を入れています。

古志はるかぜ学園の設置を進めた理由について――

富山市教育委員会学校教育課 前田将靖課長
「再スタートしたいっていう気持ちを持っているお子さんも一定数いるっていうことが分かってきまして、新たな環境でということもありますし、学びの選択肢を増やして、そこに繋がれる子については少しでも通ってほしいなという思いで設置を考えました」

「学びの多様化学校」では、学校ごとに子どもたちの実態に応じた柔軟なカリキュラムを編成。

古志はるかぜ学園の場合、他の学校よりも1時間以上遅い9時半から授業を始めるほか、年齢の異なる子どもたちと教室を共にする「イエナプラン教育」を取り入れるなど独自の方針を打ち出しています。