富山県高岡市の土地開発公社が前の市長時代に購入した「旧ダイエー跡地」について、当時の不動産鑑定額より1億2000万円近く高い価格で購入していたことがわかりました。現市長は取材に対し、なぜ取得額が高くなったのか、具体的な経緯について「わからない」としています。

高岡市 出町譲市長
「鑑定評価額を見て私自身も驚きました。やっぱり評価額より高いお金、市民の皆様の税金を使わなければいけないって言うことに関しては疑問がありますしあまりそういうことはないんですよ。行政としては」
高岡駅南の旧ダイエー跡地。高岡市の土地開発公社が、前市長時代の去年3月に用途不明のまま8億6000万円で取得しました。
関係者によりますと、当時の不動産鑑定額は7億4300万円で取得額より1億2000万円近く高い価格で購入していたことが新たに分かりました。

高岡市民
「目的がまだはっきりしてないのに高い値段で買ったってことですよね。何か変ですよね。(経緯が)明らかになった方がいい」
「大事な税金をね。大事に使っていただきたい。きちんと(経緯を)お話していただきたい」
「もっと使える市民のことを考えた使い方があるんじゃないかと。前の市長が決めたことをそのまま継承するんじゃなくて出町さんの考え方で新しい考えで進めていけたらいい」
この土地は、高岡市が駅周辺という立地や中心市街地の活性化に生かしたいという観点から取得を検討してきました。

高岡市 角田悠紀前市長(2025年2月取材)
「私自身がダイエーの跡地を取得を含めて検討すると答弁させていただいた大きな理由は、あそこの土地が高岡市にとって大変重要な場所であるという認識のもとであります」
売買契約の直前には、自民党高岡市連が前市長に取得を要望していました。
当時支部長だった山本徹県議は、鑑定額を上回っていたことは「知らなかった」とし、「価格交渉での市側の努力で8.6億円まで引き下げたと聞いている」とコメントしています。










