国の特別天然記念物「コウノトリ」のヒナ3羽が、富山県氷見市の中山間地で誕生しました。富山県内でコウノトリのふ化が確認されるのは、初めてです。
国の特別天然記念物、コウノトリ。
真っ白な体に黒い翼、そして黒いくちばしと、赤い足が特徴で、日本では古くから「幸せを運ぶ鳥」として親しまれてきました。
その親の足元には、生まれたばかりの小さなヒナが。くちばしを上に向けて、元気に鳴いているようにも見えます。こちらの写真には、親鳥がヒナにエサを与えている様子が映っています。
これらは、氷見市の写真愛好家・早本昭男さんが、氷見市の中山間地で撮影したものです。
早本さんによりますと、5月18日に1羽目が生まれてから、20日、23日と相次いでヒナが誕生したということです。
写真をよくみるとヒナが育っている巣があるのは、電柱の上です。
コウノトリが感電しないよう、北陸電力送配電は、子育てが終わるまでの間、この電柱への送電を止める措置をとっています。
撮影した早本昭男さんは次のように話しています。
コウノトリを撮影した早本昭男さん
「こんなに感動的なシーンが撮れるのかとびっくりしている。たまに大きな口を開け水滴みたいな感じで粘り気のある糸をひくようなものを与えていた」
富山県生涯学習・文化財課によりますと、コウノトリのふ化が確認されたのは県内で初めてで、「ストレスを与えると親鳥が子育てを放棄してしまう恐れがあるため、絶対に近づかず、温かく見守ってほしい」と呼びかけています。










