飲み会が多い、年末年始には要注意

食塩の一部であるナトリウムは人体に必要なミネラルの一種で夏には不足気味になりますが、冬には過剰にとりがちになるといいます。そのため、塩分の取り過ぎは、高血圧で血管の病気や脳卒中、心臓病、そのほかにも、むくみや口の渇き、胃がんや食道がんのリスクを高める可能性があると指摘します。

厚生労働省が発表する「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、塩分の摂取量の目標を食塩相当量として成人男性で1日当たり7.5g未満、成人女性では6.5g未満と設定されていますが、日本人の食塩摂取量の平均値は男性が10.9g、女性が9.3gと目標摂取量よりも多く摂取しているといいます。