実父から長年にわたり性被害を受けていた福山里帆さん。自ら刑事告訴に踏み切り、法廷で闘い抜いた末、2025年10月21日、父親に求刑通り懲役8年の実刑判決が下されました。

富山地方裁判所は、里帆さんの供述について「高度の信用性が認められる」とし、一方で父親の弁解を「全く信用できない」「被害者の人格をないがしろにし、愚弄するような発言」と厳しく断じました。

判決後、里帆さんは夫の佳樹さんと共に記者会見に臨み、震える声で、しかし、まっすぐ前を見つめながら、安堵の思いと、ここまでの長く険しい道のりを語りました。