実名、顔を出して父親からの性被害を訴えた24歳の女性、福山里帆さん。その決断までに何があったのでしょうか?夫との出会い、自殺未遂、結婚、そして告訴…里帆さんと夫が告白しました。

記者:14歳の自分に、何か声をかけてあげるとしたら?

里帆さん:「何とかなったよ。死ななくて済んだよ、結婚できたよ。あのときの自分は、結婚できるかどうか。そもそも死ぬ日を1日延ばしてた感じなので…」

14歳だったときに父親から性被害を受けたという福山里帆さん、24歳。実名、顔を出して被害を訴えてきました。

里帆さんの記者会見(12日):「いま家庭内で実際、性暴力に遭っている方、過去に遭っていま苦しんでいる方、そういった方のなにか力になれば、そういう風に思って今、きょうはこの場に立っています」

12日に開いた会見で、実名、顔を出す選択をした理由を語りました。