もう一つの魅力が長年続けてきた子育て支援です。
村は、およそ20年前に保育料を5%引き下げ、その後も段階的に下げ続けるなど、子育て世代が生活しやすい環境を整備してきました。

藤城栄文村長:
「とりわけ観光が強いわけではない。暮らしやすさというのは他の地域に比べて突出していい地域と思っている。地元の人に投資する政策を続ける。移住してきてもらうために100万円や200万円を渡すのではなくて、今暮らしている人たちにしっかり手厚く投資をすることで、それが口コミで広がって人が増えていく」
兵庫から移住してきた有時さん一家も、当初は娘の学校生活など不安があったと言いますが、地域の移住者への対応に驚いたといいます。