男子ゴルフで、9年ぶりに復活優勝を果たした長野市出身の塚田よおすけプロ。歓喜の裏側には、苦悩とそれを支えた存在がありました。

長野市出身のゴルファー、塚田よおすけプロ40歳。11月に出場した国内ツアーの「ダンロップ・フェニックス」で、9年ぶりの勝利をつかみました。


長野市出身・塚田よおすけプロ:「9年ぶりに優勝できたことは率直にうれしい。9年もかかったが、長かったようで早かった」

シーズンを終え、長野市に戻った塚田プロ。

練習場を訪れていた人たちは。

地元の人:「ベテラン選手でかつ長野市出身選手で非常に心強くうれしく思った」
地元の人:「いやあうれしいですよ。応援していますよ、もちろん」

しかし、歓喜の裏には苦悩も。


今シーズンは、度重なる予選落ちなど、思うようにスコアに結びつかないラウンドが続きました。

長野市出身・塚田よおすけプロ「物事、本当にうまくいかないことの方がほとんどで。クラブを置いて辞めるということが一番簡単なことだったんですけど、やっぱりそれはなるべくしないようにと心がけていたので。本当にクラブを置かなくてよかったなと改めて思った」


一時は”引退”も頭をよぎったという塚田プロ。それでも、自分を信じることを諦めず、その再起を支えてくれた存在がいました。

長野市出身・塚田よおすけプロ「やっぱり一人じゃないので僕自身が。地元の方やファンの方、家族。家に帰ってきてテンション低くても、奥さんと子どもが迎えてくれるというのがあったので、そういう部分で本当に助けられた1年だった」


来シーズンも挑戦者としてティーグランドに立ちます。

長野市出身・塚田よおすけプロ「40歳までで1度や2度あきらめかけていたゴルフだったが、チャンスをもらったので、うまく生かしながら。一から基礎を作って同じように優勝できるように頑張りたい」