南原(みなみはら)保育園では、1955年の開園当時60人だった定員が徐々に増えていき、2010年に100人になると、その8年後には200人と倍に。

今は定員近い190人余りが通っています。

急増する園児に対応するため、保育園では増改築を重ねてきました。

南原保育園 宮澤真由美(みやざわまゆみ)主任:
「ここは遊戯室だったので、梁までがステージだった。なので少し(天井に)傾斜がある保育室になっている」

駐車場だった場所に遊戯室を新設し、もともと遊戯室だった場所に保育室を増設。

さらに園庭の一部も保育室にしました。

宮澤真由美主任:
「本当に子どもの人数が増えてきたので、どうしても保育室として使わないといけなくなった」


国の研究機関の推計で2020年と2050年の人口を比較すると、県内の市町村では南箕輪村だけが唯一増加。


さらに、人口に占める65歳以上の高齢者の割合も2023年は県内で最も低い23.6%と、最も高い天龍村の61.9%の4割程度です。