2軒目は、長野市東鶴賀町の中華そば・えど家(えどや)。

江戸屋食堂として1957年に開店し、68年目です。

小島章宏(こじまあきひろ)さん:
「毎朝朝6時から取るんですけど」
「透き通ったスープを取るために沸騰させないギリギリのところでたいて」

先代からの味を引き継ぐのは、3代目の小島章宏さん。

透き通った醬油味のどこか懐かしい中華そばが店の看板メニューです。

佐々木アナウンサー:
「王道のしょうゆラーメンといった感じ」
「あーおいしい、もちもち!のど越しもよくて」

小島章宏さん:
「麺はうち、手もみするんです」
「手もみして1日寝かせて、そうするとコシが出たり、一体感が出たり、それが先代のやり方なので、そのまんま受け継いでいる」

毎朝とる出汁のうまみがとけこんだしょうゆスープと、手もみの麺がよく合います。

チャーシューは、3種類。

低温調理した鶏チャーシューと、豚のバラ肉、それに肩ロースを食べ比べることができます。

先代の味を引継ぎながらもオリジナリティーを出したいと開発したのが、塩そば。

煮干しや鰹節のほか、干しエビや干し貝柱などを使って出汁を取り、岩塩など、こだわりの3種の塩で味付けします。

今は、期間限定で海老の塩そばも提供しています。

小島章宏さん:
「しょうゆは親父・おふくろの味を受け継いで、塩は僕のオリジナリティを出したくて」
「親父おふくろが、75で引退しているんですよ、僕はそれまではやっていたいなと」