秋の叙勲の受章者が発表され、県内在住では54人が受章します。

内訳は、顕著な功績を挙げた人に贈られる旭日章が21人、公共的な仕事で功労があった人に贈られる瑞宝章が33人です。
このうち、長野市在住で元長野商工会議所副会頭の伊藤隆三さんは、旭日双光章を受章します。

長野市の総合建設会社「守谷商会」の社長や会長を務め、商工会議所の活動を通じて地域経済の発展に力を尽くしてきました。
北陸新幹線の金沢延伸の際は、地元商工業者の声にこたえ、新幹線の名前に「長野」を残すよう各方面に要請し、「長野経由」の表記につなげました。

伊藤隆三さん:「長野が通過駅になってしまうのを地域の皆さんは一番気にしていましたからね。何とかせねばいかんなと」
また、近年は、物価高や人件費の上昇に苦しむ中小企業の経営改善などに取り組んできました。












