調査委員会の先生方におかれましては、出生時から幼少期にまで遡り、息子のことを理解しようと努めていただきました。そのため資料は母子手帳や保育園の記録を含め8000頁に及んだと書かれています。誠に頭の下がる思いです。
息子と私たちだけでなく、息子の一ヶ月後に亡くなったMさんとNさんのご遺族のために、アンケートと聞き取り調査や署名活動にご協力下さった、のべ一千人の皆様に心よりお礼を申し上げます。
資料の中には、私たち遺族が当該校の背景事情を知るために卒業生や転校生や在校生たちから集めた証言と、アンケート調査の自由記述部分が含まれます。残念ながら報告書には記載されませんでしたが、それは個人が特定されるおそれがあるためであり、事実ではないと言われた訳ではありません。
卒業生、転校生とその保護者の皆様からは、当該校で十年以上前から過量な課題の強要と厳しい指導が続けられてきたこと、大声で怒鳴る・面前叱責や人格を否定する暴言が繰り返されていたこと、体罰があったという証言がありました。この方達は「私たちが当時、勇気を出して声をあげていたら、A君とMさんNさんの事故は防げたかもしれない」との思いから証言してくださいました。在校生からは、息子と同様にB教諭やC教諭の指導に苦しんでいたという証言や、私たちの知らなかった息子に関する詳しい話がありました。