
― 最初はパンチパーマだった? なぜ、変わった?
「サッカーをまじめにやらなきゃって思った瞬間にあの髪型に決まったんだと思います。いつの間にか、あの髪型になっていました」

森保監督が、この髪型を、ワールドカップ前に整えた理髪店を訪ねました。

森保監督の髪を切り続けて30年 ヘアーサロンOKIMOTO 沖本静夫さん
「(髪が)伸びると耳にかかって(シルエット)がふくれるから、中を軽いツーブロックにして、本人もたぶん気づいていないと思うが。そういうふうに切りましたね。すぐ帰るんじゃなくて、長く(カタールに)いるためにはちょっとでも工夫しておいてあげたら楽なんじゃないかなとね」

沖本さんは、30年にわたって森保監督の髪を切ってきました。森保監督の愛称「ポイチ」にちなんで、「ポイチカット」と呼ばれている髪型も、ここで生まれたそうです。

沖本静夫さん
「今の髪型は、とにかく試合していても、終わっても、さっとできるスタイルを、ぼくが提案したのではなく、森保さんから相談してきた」

ワールドカップ前に森保監督が来店したのは、10月9日。広島駅まで送った沖本さんの家族に、森保監督は、姿が見えなくなるまで手を振り続けていたそうです。

ヘアーサロンOKIMOTO 沖本静夫さん
「とにかく、ぼくは『(W杯を)楽しんできて』とくらいしか言っていないです」
今夜の大一番を前に、森保監督の最大の恩師・今西和男さんにお話をうかがいました。
