7つの道と県を対象に対応が呼びかけられていた「北海道・三陸沖後発地震注意情報」について、政府はきょう、特別な防災対応の呼びかけを終了しました。

青森県で震度6強を観測した地震に伴い、今月9日、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表しました。

これに伴い、政府は北海道から千葉県にかけての一部の市町村を対象に、非常持ち出し品を常に持ち歩くなどの特別な対応を1週間とるよう呼びかけていましたが、きょう午前0時をもって呼びかけを終了しました。

赤間二郎 防災担当大臣
「特別な注意を呼びかける期間が終了しても、大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではありません」

一方、けさ、赤間防災担当大臣は「日頃からの地震への備えは引き続き実施してほしい」と改めて呼びかけました。