今年5月、東京・立川市の小学校で教職員に暴行を加えけがをさせた罪などに問われた男2人に対し、東京地裁立川支部は先ほど、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

東京・立川市の飲食店経営者の40代の男と従業員の20代の男は今年5月、立川市立第三小学校で教職員に暴行を加えてけがをさせた罪などに問われています。

これまでの裁判で、40代の男は「酒に酔っていてよく覚えていない」、20代の男は「教職員を手で叩いたことは何となく覚えている」などと説明していました。

東京地裁立川支部はきょうの判決で「無抵抗なものに対する一方的な暴行」で「児童に与えた精神的衝撃や地域住民に与えた不安などを看過することはできない」として、2人に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

執行猶予付きの理由については「被害弁償に真摯に対応している」などとしました。