福岡 哲さん
「私的には、日本一だと思っています」


青地に山車の絵がデザインされた缶の「密閉搾り あおもりねぶた」、青森県産のリンゴを100%使用しています。


そして、黄色い缶が目印で、濃縮還元の「あおもりねぶた レギュラータイプ」、こちらはおよそ30年前から店で販売しています。


福岡 哲さん
「自分的には味ですね。やっぱり飲んでみて、ウァーってインパクトが一番あるものといったら、この『ねぶたジュース』だろうなと」


青森県の「JAアオレン」が製造するこのリンゴジュースは、地元では特に知られ、幅広く親しまれています。


中元やみやげなどで重宝される品としてスーパーには、ねぶたデザインの商品が所せましと並べられています。

福直フルーツ 福岡 哲さん
「観光客のお客さんは最初、戸惑いがあったんじゃないですかね。『尾道でリンゴジュース?』って。これを見て、びっくりされる方は多かったですね」


価格は「密閉搾り」が130円、「レギュラータイプ」は120円と手頃です。


気軽に店に足を運んでもらうきっかけになればとSNSでの発信に加え、手作りの張り紙で推しに推しました。すると、少しずつ話題となり、ついには在庫切れの状態に…。


福岡 哲さん
「『尾道の観光地目的じゃなくて、福直フルーツ目的で来ました』っていう人がいて、『えぇー!』って。『おいしい、これ』って言われて、SNSに上げていただいた」


これまで大量に仕入れる取引実績がなかったため、入荷には苦労しながらも売れ行きは好調。今月までの4か月間ですでに例年の4.5倍、2700本以上売れました。


うれしさの反面、青森のリンゴ生産者に感謝したいと話します。