世界遺産・厳島神社のある宮島と宮島口を結ぶ新たな旅客フェリーの進水式が広島県福山市で行われました。

進水式を迎えたのは、JR西日本宮島フェリーが発注した、宮島と宮島口を結ぶ旅客フェリーです。全長37㍍、総トン数はおよそ285㌧、定員は700人です。乗用車10台の積載も可能です。厳島神社をイメージした外観となっています。

神事が執り行われ、船の名前が発表されました。
JR西日本宮島フェリー 酒井 稔 社長
「命名本船を「みせん丸」と命名する」
1996年に就航した現行の「みせん丸」の後継です。バリアフリー対応の客室になる予定です。

JR西日本宮島フェリー 酒井 稔 社長
「2026年は厳島神社の世界遺産登録30周年を迎えることになりますのでその盛り上げの一端を当船が担えることができれば」

この船は2026年春ごろに就航する予定です。