マツダは企業風土をよりよくするための研修プログラムをエディオンピースウイング広島で行いました。

マツダは、「BLUEPRINT」と題した改革で、現場に近い社員が主役となり、マネジメント層が支援する企業風土を目指しています。今回の研修プログラムはその一環として行われたもので、広島本社工場の技能系社員などおよそ4000人が参加しました。参加者はグループに分かれ、2日間にわたり議論や活動などの体験を共有します。
白山貴浩 レポーター
「こちらで行われているのは無理な要求に対してポジティブな言葉だけで断るという体験プログラムです」
客役の参加者
「どっちも魅力的でほしい。オマケでつけてほしい」
店員側の参加者
「ありがとうございます。そちらの商品をいったん買ってもらって、使ってもらってからもう一回相談の形でも大丈夫ですかね」

これは「誠実に対応する」ことの意味を学ぶ狙いがあるといいます。
参加者
「会社の本気度が伝わった。これだけ大きな会場借りて」
マツダ 人事本部 塩見洋 BLUEPRINTアンバサダー
「ひとりひとりの能力やエネルギーを最大活用したい。その集団が結果として会社の価値につながる。を目指してる」
「BLUEPRINT」は、ヨーロッパの現地法人が始めた取り組みで、売上や顧客満足度が上がったことから、2年前から国内の全社員2万3000人を対象に行われています。