自閉症の画家・石村嘉成さんの作品展が7日、最終日を迎え、セレモニーが行われました。

愛媛県出身の画家、石村嘉成さんが描いたおよそ300点の作品を集めた「動物画家・石村嘉成の世界」は7日、最終日を迎えました。ファイナルセレモニーでは、大きな拍手に包まれながら石村さんと、父・和徳さんが登壇。ファンから二人に花束が手渡されました。

花束を渡した川口望亜さんは、「石村さんの素晴らしい絵をみてたくさんの元気をもらいました。ありがとうございました」と思いを伝え、会場は温かい拍手に包まれました。

その後、石村嘉成さんと父・和徳さんは、訪れたファンに感謝を伝えました。

父・石村和徳さん
「広島が息子にとって第二、第三の故郷となれるように、これからもどうか嘉成を温かく見守ってやってください」

石村嘉成さん
「皆さんのおかげでこの夏、広島で楽しい思い出がいっぱいできました」

7月19日からおよそ1ヶ月半にわたって開催した「動物画家・石村嘉成の世界」は、期間中のべ4万2千人以上が訪れました。