台風進路の一つのカギは高気圧の勢力 別の気象庁モデルは紀伊半島を直撃予想

現在、台風はマリアナ諸島付近でほぼ停滞していますが、これは台風のまわりは高気圧の勢力内のため動きにくい状況となっているためです。

ただ次第に高気圧の日本付近への張り出しは幾分弱まって、勢力は東へと後退していく予想です。そうなると高気圧の縁の沿って北へと向かうようになります。時速15~20キロ程度と比較的ゆっくりした速度で北上する予想です。

台風の進路を決める一つの大きなカギはこの高気圧の勢力にあるといえそうです。

また、台風進路予想モデルとは異なりますが、日々の天気予報で使われる気象庁の別の数値予報モデルでは、台風10号は紀伊半島付近から北陸へと進む結果を示しています。

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ではアメリカやヨーロッパの海外予報機関の進路予想はどうなっているのでしょうか。