24年前に広島県福山市の住宅で女性が殺害された事件の裁判員裁判で、検察側は被告の男に対して懲役15年を求刑しました。

2001年2月、福山市明王台の住宅で女性(当時35)が腹部を果物ナイフで突き刺されるなどして殺害された事件。

未解決のまま20年が経過した2021年、福山市の無職、竹森幸三被告(70)が逮捕・起訴されました。

28回に及ぶ公判前整理手続きの末、1月30日に初公判が開かれました。

車いすに乗って法廷に入った竹森被告は、起訴内容について「記憶に無いから分かりません」と述べました。