県議会11月定例会が28日に開会し、県企業局が供給する水道用水の料金を、段階的に引き上げるための条例案などが提出されました。

県議会11月定例会は11月28日に開会し、県企業局が水を供給する28市町村の水道用水の料金を、来年10月から段階的に引き上げるための条例案などが提出されました。

水道用水の値上げは、施設の老朽化に伴う改修や電気料金の高騰などによるもので、最終的に現在の料金から3割程度引き上げられる予定です。

一方で、各家庭などが支払う水道料金は県企業局から供給を受ける市町村が最終的に決めるため、値上げ分が料金に反映されるかは各自治体の判断となります。

このほか、78億円あまりの補正予算案も提出され、ことし9月に県庁の地下駐車場から流れ出た有機フッ素化合物=PFASの処理費用として、1億6000万円あまりが計上されています。

県議会11月定例会は来月5日と6日に代表質問が行われ、7日から4日間の日程で一般質問が予定されています。