ことしの7月から9月にかけての夏休みシーズンで沖縄を訪れた国内観光客の収入が2321億円となり、この時期としては過去最高となりました。

県によりますと、ことし7月から9月までの第2四半期に、県外から沖縄を訪れた国内客の観光収入は2321億円で、前年の同時期と比べておよそ252億円、率にして12.2パーセント増加しています。

この期間の国内客の観光収入としては過去最高です。

観光客の延べ泊数は650万人泊で、コロナ禍前である2019年度の611万人泊を昨年度に続き、上回っています。

また入域観光客数はおよそ189万人で、およそ15万人増加し、観光客1人あたりの消費額は12万2198円で、初めての12万円台となっています。

好調の要因について、県は「新型コロナの5類移行後、初めての夏休みシーズンで、子ども連れなどが増え、観光需要が高まった」と話しています。