業務の効率化を図り、さらなる行政サービスの向上につなげようと、那覇市は22日に生成AIの本格的な導入に向けて、活用方針を策定したと発表しました。

知念覚 那覇市長
「生成AIの本格導入に向け、『那覇市生成AI活用方針』を策定しました。『いっぺーにふぇーでーびる』このコメントも生成AIによって下書きを作成し、職員が校正を行って作っております」

AIが下書きしたコメントを読み上げた那覇市の知念市長。

那覇市は11月22日、業務の効率化を図り行政サービスの向上につなげようと「ChatGPT」などの生成AIの活用方針を策定したと発表しました。

那覇市はことし5月に検討チームを立ち上げて生成AIの活用について検証を進め、その結果、幅広い用途で有効性が確認できたとして、来月から生成AIを本格的に導入します。

活用方針では、すべての文書関係の業務に利用できるとした利用範囲のほか、その正確性について根拠や裏付けを、必ず確認するなどとしたガイドラインが示されています。

知念市長は「ノウハウを蓄積し、効率化で生まれた時間をきめ細かな行政サービスにつなげたい」と期待を寄せました。