様々な要素が絡み合い成長してきた沖縄観光。しかしそれを新型コロナが襲います。
2020年度の観光客数はおよそ258万人。およそ30年前の水準まで落ち込みます。



観光が主な産業である沖縄がコロナ禍の2年間で失った観光消費 額はおよそ1兆円ともいわれる中、今後の沖縄観光の見通しは…




「観光マーケット自体はコロナの状況が落ち着いてくれば確 実に増加をしていきます。観光そのものが、単にレジャーだけではなくて、どこにいても仕事もリラックスもできる(ワーケーション)そういうところが多分選ばれていく、そういうふうに思っていますので、世界の観光自体も大きく変わっていくでしょうし、その変化に柔軟に対応できる沖縄観光を目指していきたいというふうに思います」

沖縄観光を宿泊業という立場から支える平良さんもまた…

「まだそれ(コロナ禍の落ち込み)を挽回できる施設はまだ持ってるいるいうことですね。まだ武器はあるわけですよ。この武器をどう生かしながらこの蒸発分を戻していくかということに関しては、やはりやっぱり人材育成、やっぱり人がいないと、我々の商売って成り立ちませんので、やはりそこの中で多分格差が出てくるであろうと思っています」

様々なことを経て50年成長を続けてきた沖縄観光。近い将来の復活、そしてこれからも訪れる人々をおもてなしするためそれぞれの立場から歩みは続いています。