ご飯を食べるときは「箸取らば天地御代の御恵…」
その作業に動員されたのは、学徒や若者たち。
富子さんもその一人でした。当時中学を卒業したばかりの佐久川さんは、「お国のために」働けることに喜びさえ感じていたといいます。
「シナ事変とか満州事変とか、これみんな提灯行列、旗持って兵隊を送る行列、こればっかしだったからね。教育はみんな軍教育さ、いわば。ごはん食べるときはね、『箸取らば天地(あめつち)御代(みよ)の御恵み(おんめぐみ)君(天皇)と親の恩を忘れず』と言ったの」
飛行場建設さなかの、1944年10月10日。那覇の街を襲った、10・10空襲。米軍が那覇市を中心に奄美より南の島々を爆撃しました。10・10空襲は、米軍による翌年の本島上陸に向けた情報収集の目的もあったとされ、映像が記録されています。








