4年前、バイクを運転していた男子高校生が警察官の過失によって右目を失明した事件をめぐり、県議会がおよそ9000万円を賠償する議案を可決したことを受け、元高校生の代理人は警察官本人にも損害賠償の一部を負担させるよう求めました。

この事件は2022年、沖縄市の路上で職務質問のためバイクを止めようとした警察官が、当時高校生だった男性の右目に警棒を接触させ、失明させたものです。

県議会は13日、元高校生などに対し損害賠償金9138万円を支払う和解議案を全会一致で可決しました。

代理人弁護士:
「加害警察官は、自ら、民事上の責任を果たすべきです。元少年及び代理人は、沖縄県に対して、今後、加害警察官に対して適切に求償権を行使することを強く求めます」

元高校生の代理人弁護士は、県が賠償責任を全面的に認めたことを評価した一方、県に対し、加害警察官にも損害賠償の一部を負担させるよう求めました。

和解議案可決後もネット上には「ノーヘルだった」「無免許だった」など事実と異なるコメントが多数あるとし、代理人は「元高校生を誹謗中傷する書き込みには断固たる措置をとる」と法的措置を含めて対処する方針を示しました。

業務上過失傷害の罪に問われた当時の沖縄署の警察官は、罰金100万円の判決が確定しています。