生まれ年を祝う伝統行事「トゥシビー」を多くの人で祝おうと、那覇市で12家族合同の生年祝いが行われました。主役の数え年を合わせると1200歳あまりです。
この催しは、マリエールオークパインが少人数でトゥシビーを祝う予定だった家族を集めて人生の節目をみんなで祝おうと企画したもので、12家族、約180人が参加しました。
主役は還暦やカジマヤーを迎える14人で、数え年は合わせて1200歳あまり。それぞれが好きな装いで、孫やひ孫に寄り添われて入場しました。
▼國場初子さん(97)
「孫、ひ孫が、『ばあちゃん、ひぃばぁ』って来るから、長生きもいいもんだねと思います」「目標は、孫やひ孫の成長を、もっともっともっと見たいですよね」
▼並里豊子さん(87)
「子どもや孫、ひ孫、婿さんも、たくさんでお祝いしていただきまして、今日は何とも言えないお祝いの一日でございます」
事前のアンケートによると、主役の皆さんに多かった趣味はカラオケ。地域やデイサービスで人と触れ合うのが好きな社交的な方が多いということです。