アメリカのトランプ大統領は、ホルムズ海峡を通過する貨物の20%相当額を各国に請求するとした自らの主張を撤回しました。

アメリカ トランプ大統領
「誰であれ、海峡で手数料を取るべきではないと思う。手数料という考えは好きではないが、全世界のために我々が海峡を保護するのも不公平だ」

トランプ大統領は14日、「誰もホルムズ海峡の手数料を取るべきではない」と述べ、前日に示していた安全な航行を確保することへの対価を各国に請求する方針を撤回しました。

また、トランプ氏は「湾岸各国から、手数料の代わりにアメリカに投資を行う協定を結ぶと申し出があった」と主張しましたが、具体的な内容は不明で、一日で方針転換に追い込まれた形です。

こうしたなか、アメリカ中央軍は、イランへの追加攻撃を開始したと発表しました。ホルムズ海峡を航行する商業船舶に対するイランの攻撃能力を低下させることが目的だとしています。

イランメディアによりますと、南部のゲシュム島などで爆発があり、キーシュ島では、水道や電力関連の施設周辺に攻撃があったということです。

一方、クウェート軍は「敵対的なミサイルやドローン攻撃に対応している」と発表していて、イランによる反撃とみられます。

アメリカとイランによる攻撃の応酬は収まる気配を見せておらず、中東情勢は一段と緊迫しています。