7月11日、先島諸島を直撃した台風9号。住民生活への影響が長引いています。被害の状況をまとめました。

11日午前、最大瞬間風速42.7メートルを観測した宮古島。強風による被害が相次ぎ、漁港の防波堤が高波の影響で大きく傾きました。県の職員が視察に訪れるなど調査が進められていますが、復旧には時間を要する見通しです。

南部農林土木事務所 謝花喜登 班長:
「設計の基準を超えるような大きな波が来て、その波圧で防波堤が倒壊したものと推測しております」

大型で非常に強い勢力のまま先島諸島に接近した台風9号。巨大な暴風域は沖縄本島から台湾にかかるほど。石垣市では、倒木が相次いだほか、強風による被害が各地で確認されました。

与那国町では被害から一夜明けた12日、台風9号に備えて撤去していたバス停の設置が行われるなど、先島では被害の確認と対応に追われる住民の姿が見られたほか、石垣島では休業していたスーパーが開店。日常が戻り安堵する声も聞かれました。

スーパーの客:
「そば店をしているものだから、仕入れに来ました。」「開いていて助かった。きのうは(買い物)できなくて」

一時最大で2万7520戸が停電し、13日も停電が続いた宮古島市には、50人以上の作業員が現地へ派遣され、復旧作業が行われました。

台風接近から2日が経過しても宮古島市では停電の影響で給食が調理できず、一部の小中学校では午前中授業となり、こども園は非常食で対応するなど、影響が続きました。