戦争体験者共通の願い「私たちで最後に」
「今の子どもたちにはどうやったら伝わるんだろうと。自分事として受け止めてもらえるのかなって思ったときにこのお話をいただきましたので、大変感謝している」
本のタイトルは『平和の約束』。樺島さんが様々な戦争体験者から聞いてきた、ある共通の思いが込められています。
樺島由彬さん
「共通しておっしゃる言葉が一つあって、『ああいう体験は私達の世代で最後にしてほしい』と」「これって多分、当時戦争を体験した世代から次の世代との、ある意味、約束だなと思って」
自らの壮絶な人生が、子どもたちに読みやすい漫画になったことについて、喜屋武さんはー。
喜屋武盛宜さん:
「子どもがね、戦争はやってはいけないという頭があるかないかの問題やから。だけど(漫画で)俺の生きざまを見せてくれたらね、本当のことや、これね」「大人の言うことを聞いたらあかん、戦争始まってね。もう大人は勝つ、勝つ、言うばっかり」
生き残った者の背負ってきた痛みと、「自分の世代で最後にしてほしい」という切実な願い。その思いは海を越え、青年の手によって一つの漫画となり、未来の子どもたちとの『平和の約束』として引き継がれていきます。
これまでに九州、沖縄在住の7人の戦争体験者の証言が漫画化されていて、作品の一部は会のホームページでも公開しています。(取材 比嘉チハル)








