「みんな思いは一緒」

(與那嶺) 最後の質問になります。皆さんそれぞれにとってオール沖縄とは何なのかというところを一言ずつ頂戴して、この座談会をお開きとさせていただきたいと思います。
(赤嶺) 我々と一緒にやろうと近寄ってきた翁長雄志さんや玉城デニーさんだってね、瑞慶覧さんよくご承知だと思うんですが、私と同じ立場ではなかったと思うんですよね。だから、それが今心を一つにして沖縄の現実を変えようというそこに私も生きがいを見いだして頑張らなきゃいけないなと思っているところです。
(瑞慶覧) 立場、思想、ちょっと違うけれども、みんなで沖縄を守っていこう。もっと発展させようというのがオール沖縄だと思ってますので、今回の衆院選が終わっても、もう一度そこに戻って立ち戻って、今後もやっていく。その大きな勢力っていうんですかね。沖縄を守るためのものになってほしいなと思います。
(屋良) 沖縄の今押しつけられている理不尽に対して抗うという、私たちの気持ちのアイデンティティの結束軸として、役割を増していかなければいけないというように思っています。なので、辺野古に反対するという気持ち一つで、他はもう腹八分腹六分でそれぞれが主張していきましょうと。それをしっかりと見据えていればいいかなと。
(山川) 今、時代と共にいろんな若い方々の感性が広がっていて、ネット社会になり、そのアイデンティティがどこに向いていくのかっていうところが分かりづらくなってきてます。そういったことをしっかりキャッチした上で、次なる土台を作るための箱を広げていく。砥板さんが言ったようにウイングを広げていく。今沖縄のリーダーは玉城デニー知事なので、そのリーダーがどういう風に今後の数か月の間に動いてくれるのかというのは期待しながら注視したいと思います。
(砥板) 私は石垣島の者ですが、本当に今先島の皆さんは大変不安になっています。ですからこのオール沖縄、これまでの辺野古移設反対、建白書の実現というところからですね、やはり今沖縄が置かれている、新たな戦前と、戦争の準備をしているんじゃないかと言われている状況を、沖縄の声を集めていく勢力として、もっと箱を広げて、ウイングを広げて行くべきじゃないかなと思います。
(屋良) みんな大体思いは一緒だなという気がしております。なので、オール沖縄の是非を問うということが果たして生産的なのかどうか、というのは私は思っていて。じゃあどうしましょうか、ということを具体的に進めていくのはそれぞれであって、思いは一緒なんですよ。それが僕はオール沖縄だと思っているので、そこは変わらないという気がしますね。
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【座談会を終えて】
共通した思いも垣間見えた一方で、衆院選の候補者選考や「中道」の誕生などで生じたわだかまりが浮き彫りになった座談会。
「オール沖縄」という結集軸で知事選に臨むのであれば、遺恨や政党の主義主張を超えて再び結束できるかが、鍵となる。今回の衆院選は、「オール沖縄」にとっての “分水嶺” になりそうだ。








