社会全体で支える仕組みが必要
以前の記事で伝えたAさん、Bさんを含めた3人の若者の証言から見えてくるのは、薬物依存が適切な治療と支援が必要な「病気」だということです。
2024年12月に施行された改正大麻取締法では、大麻施用罪が新設され、使用者への刑罰が強化されました。一方で「薬物乱用対策推進会議」が打ち出す「第六次薬物乱用防止5か年戦略」のフォローアップでは、治療と社会復帰支援の重要性も強調されています。
依存症専門医療機関の整備、家族会の支援、保護観察や執行猶予中の人への再乱用防止プログラムなど、社会全体で依存症者を支える仕組みが求められています。支援者や共に回復を目指す人たちとの絆が、回復の鍵となるからです。
もし自分が、あるいは身近に薬物の問題を抱えている人がいたら、一人で抱え込まずに相談窓口に連絡してください。「助けて」と言える勇気から、回復への一歩が始まります。
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