シ二グ最終日。会場では、神酒がふるまわれ、地域住民らで賑わいます。

▼ふるまいの神酒を飲んだ人
「おいしいです」
「ことし1年いいことがあります」
「乾杯!」



クライマックスは、西と東の踊り手たちによる「ウシデーク」です。「アサギ」とよばれる拝所で、素朴な円陣舞踊を奉納します。



▼渡久地シ二グ保存会 島袋由記枝会長
「たくさん見に来ていただいて、本当に踊ってる方々も嬉しかったと思います。皆さんが少しでもこの唄を聞きたい、この踊りをやってみたいという気持ちがおこってくれれば、もういいかなと思います」

伝統行事の保存とともに、地域の絆を深める渡久地シ二グ保存会の活動は、SDGsの目標につながっています。



▼渡久地行政区 知念沙織さん
「お互いの人間性を知るみたいなところの、一番最初のコミュニケーションの土台をこういうイベントで培っていくと、例えば災害があったとか、何か大変なことがあったときにも、地域でいろんなことができるようになるんじゃないかなと思っています。だからそれは希望ですよね」