東京・赤坂の個室サウナ店で夫婦が死亡した火事で、警視庁はきょう、運営会社の関連会社などを家宅捜索しました。
今月15日、港区赤坂の個室サウナ店で火事があり、川崎市の会社経営・松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)が死亡しました。
警視庁はきょう、個室サウナ店の運営会社の港区南青山にある関連会社などを業務上過失致死の疑いで家宅捜索しました。
これまでの警視庁などへの取材で、松田さん夫婦が倒れていたサウナ室の出入り口の木製のドアノブが、内側と外側の両方とも外れて落ちていたことがわかっています。
また、出火当時、サウナ室の非常用ボタンとつながる事務室の受信盤の電源が切れていて、店のオーナーは任意の調べに「2年前ごろから電源を入れたことがない」と話しているということです。
警視庁はきょうの家宅捜索で、防火マニュアルや会社に関係する書類など62点を押収したほか、火事の翌日(16日)から運営会社への家宅捜索も行い、サウナ室の扉とドアノブなども押収しました。
警視庁は、運営会社による個室サウナ店の安全管理に問題がなかったかなどを詳しく調べています。
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