7日、自民党総裁を辞任する意向を表明した石破総理。総理就任前は日米地位協定の改定にも意欲を見せていましたが、本格的な議論はほとんどされないまま退陣することになります。
▼石破総理
「多くの方々のご期待に、応えることができなかった。そのように自問するとき本当に忸怩たる思いがございます」
およそ50分にわたる会見の中で、何度も無念さをにじませた石破総理。
総裁選を前倒して実施するのか、国会議員と各都道府県連の意思表明の期限は8日までとなっていましたが、結果が出る前に自ら身を引くことを決断しました。
▼那覇市(30代)
「政策自体がちょっとあやふやなところもあったので、ちょっと辞めてほしいなと思いつつ、もうちょっと頑張ってほしいなという気持ちはありました」
▼北中城村(63)
「結果が悪かったらもうしょうがないんじゃない。国民の評価ですね」
▼那覇市(83)
「続けてほしかったです。地位協定の話をしていたので、ひょっとしたら直してくれるのかなと。そういう期待があったのですが、残念です」
今からちょうど1年前、那覇市で開催された自民党の新総裁を選ぶ演説会では日米地位協定の改定に意欲を示していました。