県内の民放三局が制作したドキュメンタリー番組の合同上映会が、那覇市で始まりました。

「沖縄民放三局合同ドキュメンタリー上映会」は、戦争の記録と記憶を次世代に継承し、平和のあり方について考える機会をつくろうと琉球放送と沖縄テレビ、琉球朝日放送が企画したもので、事前に申し込んだ約90人が来場しました。



▼具志堅勝也さん
「アメリカの核の傘の恩恵を被るのは致し方ない状況ではあるけど、(若泉敬氏は)決して日本が核を持とうとは考えていなかった」

沖縄返還交渉に携わった若泉敬氏の生きざまを描いた番組のディレクター、具志堅勝也さんによるトークセッションが行われ、初日のきょうは4作品が上映されました。

▼那覇市から来場(66)
「もっと戦後の状況を知って後輩、子どもたち、孫たちに教えたいと思います」
▼那覇市から来場(73)
「近現代史の現状、歴史を教育の中で伝えていってほしい」

ドキュメンタリー上映会は那覇市の桜坂劇場で、20日から2日間開催され、21日も4作品が上映される予定です。