来月下旬、中国に返還されることが決まった上野動物園のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」。お別れを前にきょうも多くの人が動物園を訪れました。
上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」。今月、東京都と上野動物園は、この2頭を来月26日から31日の間に中国へ返還する見通しだと発表しました。
きょうは「お別れ」が発表されてはじめての週末。動物園の前には深夜から並ぶ人の姿も。
そして、けさ。
記者
「朝6時前なんですが、既に長い長い行列ができています」
2頭を一目見ようと、門の前には大行列が…。
午前9時15分の開園時にはおよそ3600人が並び、午前10時半すぎにはパンダの観覧がしめきりとなる人気ぶりです。
来園者
「いつが最後になるかわからないんですけど、いけるときにやっぱり会いに行きたい」
「まだ1歳ぐらいのときからずっと見守り続けてきたので、やっぱり情がある」
「シャオシャオ」と「レイレイ」は、2021年に上野で誕生。上野動物園で生まれた初めての双子パンダです。2頭の誕生は、コロナ禍の東京を励ます明るい話題になりました。
両親は、去年9月に中国へ返還された「リーリー」と「シンシン」。元気いっぱいに育った一方、飼育員にはこんな苦労も。
上野動物園 鈴木仁飼育展示課長
「基本的にジャイアントパンダは1頭しか子育てができない。それを人がサポートして、2頭とも育てるという取り組みをしました」
片方は親パンダが育て、その間、もう片方の赤ちゃんパンダは動物園の飼育員がほ乳瓶でミルクをあげるなどして、定期的に2頭を入れ替えながら世話をしました。
上野動物園 鈴木仁飼育展示課長
「レイレイの方が若干マイペース、シャオシャオの方が活発。本当にありがとうという言葉に尽きると思っております。いろんな喜びですとか驚きですとか、いろんなものを与えてくれました」
予約なしでの観覧はあしたが最終日となり、来週火曜日からは動物園のホームページで先着順の事前予約が必要に。さらに来月14日からは事前申し込みの抽選制になります。
2頭が返還されると国内からはおよそ半世紀ぶりにパンダがいなくなります。都と動物園は中国側に新たなペアの貸与を求めていますが、「具体的な返答はない」といいます。
旅立ちの日は、もうすぐです。
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