ラジオで発信「能登と沖縄は似ている」

「夏は奥能登に行くほど、“やんばる”(本島北部の森林地帯)のようで緑がある。海が、空が広い」

「山がち坂がちの地形で、山はそう高くない。沖縄本島の最高峰は、やんばるの与那覇岳(503m)、奥能登の最高峰は高爪山で567 m。大きな川がなく、狭くて短い川がたくさんある」

「能登の最長の川は輪島市を流れる町野川(21km)。次いで河原田川。いずれも今回氾濫してしまっている」

「しかも、川の護岸両側の高さは住宅や田畑と同じ高さ。堤防・河川敷があるような川はないんですね。沖縄にもないよね」

沖縄にも1級河川はなく、最も流路が長い川でも16kmの比謝川。大きな河川がなく、川が「狭くて短い」点は能登半島と似ている。

また能登半島地震で震度5強を観測した羽咋市から北、珠洲市までの距離は約100kmで、沖縄本島の長さとおおよそ同じだ。

「そういう意味で見ると、“島の風景” だった」