首位・大宮を除き勝点に大きな差はなく、どのチームも肉薄。上位チームの力が拮抗していることがよく分かります。

▽FC琉球・金鍾成監督
「今の順位もそうだが、本当に最後までどこがどう上がってくるのか見えないゲームになると思うので、粘り強く戦うということと、相手を振り切れる両面で準備して、みんなの力でゴールテープを切りたい」

▽上原慎也さん
「前半戦はあれだけチャンスを作っているので、いろいろなバリエーションを含めて攻撃的な形をディフェンス陣から出していければ」

西原町出身の元Jリーガー上原慎也さん。元FWの目線で見て、今季前半の琉球の攻めの形は非常に良かったと評価します。


▽上原慎也さん
「攻撃陣が奮闘していて、白井陽斗選手が2桁得点に乗ったし、富所悠選手も調子を上げてきて得点にも複数絡んでいたり、攻撃陣に関しては本当に素晴らしい活躍」

今季ここまでの得点ランキングでは、首位・大宮が得点数でもトップ。一方、琉球は26得点とJ3全体では8番目の数字です。

それでも前半戦、全20チームの中で特に光ったのが、相手ディフェンダーの裏のスペースを狙ったパス「スルーパス」の成功率。直接ゴールに結びつくパスではなくても、相手陣内のスペースを上手く活用できている証明でもあります。

一方で、守備面ではテコ入れが必要だと話します。