打撃陣は、去年の夏から取り組みはじめたウエイトトレーニングの効果で、長打が生まれるようになり得点力が上がりました。カギを握るのは俊足の1番・渡辺公人、小技がうまい2番・豊田顕の出塁率。そして、182センチ108キロの恵まれた体格で高校通算30本以上のホームランを放った今大会注目のスラッガー、主砲の羽田野颯未です。
(羽田野颯未)
「春の甲子園では打球が上がってしまうというのがチームの課題だったので、グラウンダー・地を這うような打球を打つことを徹底事項としてやってきました」
「1、2年時は先輩たちの力になれなかった分、ウエイトなどで体を大きくしてパワーをつけることに取り組んできたので、それが3年になって活きていると思います。夏は4番としての自覚をもってフルスイングでチームの決め手となる大黒柱になれるようなバッティングをしていきたいと思います」

(大道蓮主将)
「自分たちのベストを出して悔いなく終わるというのが一番の目標ですけど、しっかり甲子園出場という目標を達成して甲子園でも勝てる野球を夏の大会で大分県のライバルたちに見せつけたいと思います」
1997年以来26年ぶりの春夏連続甲子園を目指す大分商業。今年の夏もう一度あの場所へ、選手たちは県大会の頂点を目指します。
