市役所のレストランの ”ランチ”を考案 課題はヒラマサ

SNSで積極的に発信する『魚料理研究会』

その活動は長崎市の目に留まり、おととしには魚の消費拡大を目指す『さしみシティプロジェクト』に認定。

さらに、市役所で提供する“ランチメニュー”を監修することになりました。

今月7日には、市役所で自分たちが考えたメニューをシェフに見てもらいました。

坂下さん:「学生からシェフに提案するっていうのは、緊張しますよね」

今回は、新三重漁協でブランド化を進めている“黄金ひらまさ”を使ったあんかけ料理を作ることにしました。

長崎大学『魚料理研究会』坂下 弥咲 会長:
「切り方だけで食感とか、味の感じ方が全然違うので、どっちが美味しいか山口シェフにも最終チェックしてもらおうと思っています」

ヒラマサと野菜を揚げて、程よい酸味の“和風あん”をかけたら完成です。

レストラン『ル・シェフ』山口 康志料理長:
「見た目は“スライス”の方がいいですけど、食べる分は“ブロック”の方がいいとかな」

山口さん:「いただきます(試食)」

山口さん(学生に向かって):
「野菜の切り方とも合わせるんだったら“ブロック”の方がいいと思うので、こちらでいきましょう。味はばっちりです」

長崎大学『魚料理研究会』坂下 弥咲 会長:
「無事完成して、一安心というところです」

長崎大学『魚料理研究会』杉本 斗麗さん:
「部員みんなで“あっちがいい” “こっちがいい”っていうふうに話し合いを重ねて、最終的に出した味だったので(食べる人に)喜んでもらえたら嬉しいです」