バター、ウインナーどちらを減らす…何度も脂質を調整
パンのレシピはすべてオリジナル。
2年以上、試行錯誤を繰り返し、今は15種類を超えるパンを焼きます。

山川 ほづみさん:
「例えば脂質の高い品物、ウインナーとかチーズとかを入れるんだったら、そこを頑張って減らすのか、バターを減らすのか、とか。
卵が結構、脂質が高い食品なので、卵の割合を減らしたりとか」

人気メニューの1つ“メロンパン”は、表面の食感と香ばしさを残すため、クッキー生地にバターをしっかり使う分、中のパン生地部分の量を抑えます。
食感を保つため、水の温度や発酵の時間など、その日の天気や気温にあわせて調整します。

山川 ほづみさん(機械でパンをこねる作業中):
「手で触って、生地の感じとか見ます。
(パンは)生き物です。本当に生き物」

山川 ほづみさん:
「食事制限がある辛さを抱えている方が、子どもの他にも、実はたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思って。少しでも助けになればいいかなと」