風邪に似た症状などが出るA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の宮崎県内の感染者数が、調査開始以来初めて、流行警報レベルを超えました。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、風邪に似た発熱やのどの痛みなどのほか、口の中に斑点や舌が真っ赤になる症状が出る感染症です。


今月3日までの1週間に、県内36の医療機関で確認されたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の感染者は293人で前の週より39人増加。

1医療機関あたり8.1人と、調査開始以来、初めて流行警報レベルの基準「8人」を超えました。

年齢別では、4歳から7歳が感染者全体のおよそ半数を占めています。

また、インフルエンザの感染者数は前の週の109%となっていて、依然として流行警報レベルを超えています。