和牛枝肉の品質を競う宮崎県畜産共進会が都城市高崎町で開かれました。
最も評価の高かったグランドチャンピオン牛が1キロ、1万1010円の高値で落札されました。
家畜の改良技術の向上などを目的に毎年開かれている県畜産共進会。
枝肉の部には、今年、牛と豚あわせて244頭の枝肉が出品され、審査が行われました。
その結果、グランドチャンピオン牛には、小林市の馬場牧場の枝肉が選ばれました。
(馬場牧場 馬場大祐さん)
「2大会連続の受賞ということで、最高の喜びを感じているところ。生産者の思いのつまった肉を食べて味わっていただきたい」
また、午後からの競りでは、グランドチャンピオン牛が1キロ1万1010円という高値で落札されました。
落札したのは、都城市を中心にスーパーなどを展開する「HEARTYながやま」です。
(HEARTYながやま 永山幸志郎副社長)
「少しでも高値で、それが農家さんの励みになればいいなという思いを込めて競り落とした。名実ともに宮崎牛は日本一というところもあるので、日本一の宮崎牛をぜひ味わっていただきたい」
「HEARTYながやま」では、県内5つの店舗で11月の創業祭にあわせて、今回落札した肉を販売する予定だということです。