「心房細動」が引き起こす「脳卒中」
渡邉医師らキャラバン隊が力を入れているのが「心房細動」という病気の予防です。
どのような病気なのでしょうか。

(宮崎大学医学部 渡邉 望 教授)
「(脈の)リズムを作る部屋、その心房が、”細動”、細かく動くと書くので、心房が本当だったらトントントンといくはずが、プルプルプルと痙攣を起こす病気なので脈がバラバラになってしまう。不整脈の中のひとつ」


この不整脈のサインを見逃すと危険な症状を引き起こすといいます。
(宮崎大学医学部 渡邉 望 教授)
「普通だったらドンドンドンといくところが、血液がドロドロになっていく。ドロドロになっていくと、左心耳という耳たぶみたいなポケットみたいなところがあるが、特にここに血液の塊ができてしまう。それが心臓の拍動とともにポンと飛んで行って、脳につまると脳梗塞、脳卒中。これが『心房細動』と言う病気と、それが引き起こす脳卒中の仕組みになる」


