寝たきりの原因の第1位となっている「脳卒中」についてお伝えします。
「脳卒中」というと頭の中だけで起きている現象と思われるかもしれませんが、実は心臓も大きく関係しています。
それが、心臓の一部がけいれんしてしまう「心房細動」という疾患です。
この「心房細動」の早期診断に向けて「宮崎モデル」を作ろうと奮闘する医師を取材しました。
イベント会場などで活動「みやざき健康キャラバン隊」
(ドラム)「ドンドンドン」
「血の塊…これを血栓と言います」


楽器を使って心臓の正常な動きのテンポを伝えているのは、「みやざき健康キャラバン隊」。
宮崎大学医学部の医師や看護師、それに理学療法士など県内の医療関係者が中心となってつくる組織です。

「不整脈が脳卒中の原因になる」

今年から本格的に県内のイベント会場などで活動をスタートしているキャラバン隊。
この日は、「えれこっちゃみやざき」の会場で、不整脈の怖さについて訴えました。

このキャラバンの隊長を務めるのは、循環器が専門の宮崎大学医学部教授の渡邉 望 医師。

渡邉医師は大学で研究する傍ら、民間の病院で診療を行っています。
(渡邉医師)「ドキドキしたりは全然ない?」
(患者)「今はない」
(渡邉医師)「お薬が効いて良かったと思っています。はーい!良かった」

(患者)「手術もしなくて今は良さそうっておっしゃっていたのでほっとした。安心した」
